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腸内環境と胃について『腸活は胃の機能が大前提!』

最近よくメディアでも「腸内環境」「腸内フローラ」「腸活」など目にする機会が増え、腸の重要性について一般認知されてきています。

腸もみや運動、腸に良い食べ物など、腸活方法は様々ありますが・・

腸ばっかりが注目されがちで、他の臓器との関連性についてはあまり情報がないような気がします。

内臓はチームワークで仕事をしている為、臓器単体のみでなく全体的にみていく必要性があります。

今回は、胃の状態がなぜ腸内環境に影響を及ぼすのかについて、お伝えしていきたいと思います。

胃の役割とは?

胃は食べた物を一時的に貯留することができ、約2ℓ前後まで胃は広がる為、私達はたくさん食べることができるのです。

そして、胃は動くことで十分に食べ物を消化させながら、少しずつ腸へと送ります。この胃の動きを、蠕動(ぜんどう)運動と呼び、食べ物や胃液などをかき交ぜてドロドロにしていきます。

胃ではペプシノーゲンと呼ばれる消化酵素が分泌されており、胃酸がしっかりとでることで活性化され、ペプシンへと変換されます。

このペプシンがタンパク質を消化してくれるのですが、胃の機能低下(低胃酸や蠕動運動が弱いなど)があると、しっかりと消化できない場合があります。

未消化のタンパク質は体にとって異物なのです!

未消化のタンパク質が悪さをする

ヒトは食べた物をそのまま吸収して、生命活動のエネルギーとして利用できるわけではありません。ヒトが利用できる分子まで分解して、ようやく身体へ吸収・利用することができます。

ヒトの体内には存在しないアミノ酸配列をもつタンパク質を「異種タンパク」と呼びますが・・

胃の機能低下により、うまく消化できなかったタンパク質は、生体にとって異物として認識されます。

異種タンパクが体内に侵入してくると、生体に備わっている免疫監視システムが作動し、アレルギー反応を引き起こします。

それによって、慢性炎症が起こり様々な不調の要因となります。

さらに未消化のタンパク質は、大腸で有毒アミンやアンモニアを発生させ、腸内環境のバランスを崩してしまうのです。

腸活に良い食べ物

腸内環境を整える方法として、食事では「プロバイオティクス」「プレバイオティクス」「シンバイオティクス」などがあります。

プロバイオティクス

腸にとって有益な働きをする有用菌(乳酸菌など)を摂取し、腸内環境バランスの改善を図る方法。

乳酸菌が豊富な食べ物は、納豆、漬物、甘酒、みそ、ヨーグルト、キムチなど。

プレバイオティクス

腸内細菌が好むエサ(食物繊維やオリゴ糖)を摂取し、有用菌を育て活性化させることで、腸内環境バランスの改善を図る方法。

水溶性食物繊維が豊富な食べ物:ごぼう、アボガド、海藻類、長芋・里芋、オクラなど。

不溶性食物繊維が豊富な食べ物:さつまいも、じゃがいも、豆類、きのこ類など。

オリゴ糖が豊富な食べ物:生のニンニク・西洋ネギ・玉ねぎなど。

シンバイオティクス

プロバイオティクスとプレバイオティクスを組み合わせた方法。相乗効果が高い為、おススメです!

腸活は胃の機能が大前提!

ざっくり何を食べたら腸に良いのか学んだことだし、Let’s腸活!!

と、なるかも知れませんが・・ちょっと待って下さい!!

胃の機能低下があるといくら腸活を頑張っても、未消化のタンパク質によって腸内環境が悪くなる可能性があります。

なので、胃の機能低下がある方の場合は、胃をしっかりと整えた上で、腸活を行う方が効果的です。

では、どうすれば胃を整えることができるのでしょうか?

副交感神経を優位にすることで、胃の機能を高めることができます。

その一つの方法として『胃のヨガ』を一部ご紹介したいと思います。

※病気・疾患がある場合は主治医と相談し、痛みがでる場合は無理せず中止して下さい。また、体調が悪い場合や飲酒した次の日は控えて下さい。手で強くお腹を押さえると気分が悪くなる場合がある為、注意して下さい。

胃の機能低下がある場合は、しっかりとケアをして、効率よく腸活していきたいですね!!

定期的に講座なども行っていますので、 本格的に『内臓ヨガ』について学びたい方はお気軽にお問合せ下さい。

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